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2014年12月23日投稿 / 投稿者 : Oskar / タグ : 投稿プログラム 音楽 MML ユーザ定義命令 ユーザ定義関数 ライブラリ

概要

SmileBASIC MML の拡張と、和音・コードネームを扱うための命令・関数ライブラリです。

使い方

プログラムを直接 RUN する、または「作品を見る」から実行すると、ヘルプが表示されます。 そちらで使い方を確認してください。

なお、ユーザ定義命令・関数の集合体なので、そのままツールとしては使うようにはなっていませんが、 DIRECT モードで直接命令・関数を呼び出してインタラクティブに使うことも一応は可能です。

※ヘルプを書くのが実は一番大変で、ずいぶんと魂が奪われたため、とりあえずは書きなぐりで書いておきます。

• 以下の命令は SmileBASIC の BGM 命令とほとんど同じ用法で使えます。

  CHO_BGMPLAY CHOMML$
  CHO_BGMSET TRACK,CHOMML$
  CHO_BGMSETD TRACK,LABEL$   ※ LABEL$ は "0:@ラベル" 形式、0:を省略すると0固定

• 以下の命令で CHOMML から SmileBASIC の標準 MML へ変換できます。

  MML$=CHO_CONVERT_MML$(CHOMML$)

• CHOMML の MML 拡張内容

  *[チャンネル数※      コード部開始
  *]                    コード部終了
  
  (以下、コード部の内側に書く)
  *コードネーム;長さ    コードネームを和音で演奏（長さ省略可）
  *(音符列)長さ         任意の和音を演奏
                        （長さ省略可、音符列内で < か > で臨時オクターブ上下可能）
  
  ※チャンネル数は、コード演奏用に予約するチャンネルの数で、省略時は4。
  (例) ":4*[5*Cm7.9;*]"   4~8の5チャンネルがコード部用の予約される   

• コード部にはチャンネル指定・マクロ定義/使用以外の任意の SmileBASIC MML が記述可能です。
  • 基本的には、コード部の予約チャンネルすべてにコピーされます。
  • 音符の場合は、コード部自身のチャンネル（上の例では4）以外のチャンネルでは休符に置き換わります。
• CHOMML のコード部以外では、チャンネル指定が任意の順序で何度でも指定できます（地味に便利）。

  (例) ":0GAB:1FFF:0>C2.:1E2."

• これ以外にも、コードネームの構成音を調べるための関数などがあります。詳細はヘルプまたはプログラムを参照してください。

備考

このプログラムの元となったプチコンMkII用のツール（まとめWikiには載せていません）の README.txt から、ヘルプに書いていないコードネーム関係の情報を少し引っ張り出しておきます。

コード要素の順序

ルート→種別→付加音(6/7度)→テンション→掛留音(2/4度)→増減音(5度)→onベース

扱えるコードネームのもろもろ

• Cmaj = CM、C+ = Caug、C- = Cm、CO = Cdim、C0 = Cm7(b5)
• ルート・onコードの♯は "音名#"、♭は "音名b"（"音名+" "音名-" は不可）
• テンション・増減5度の増音程は "#数字" "+数字"、減音程は "b数字" "-数字"
• テンション・増減5度は "()" 内に入れるか、"." で区切るか、そのままで並べる
• その他の細かいところは面倒なのでソースコードを読んでください

扱えないコードネーム

• パワーコード（C5）
• omit指定（C7omit3）
• ポリコード（分数コード）
• テンションのいろいろな区切り文字（",", "/" など）
• その他いろいろ

スクリーンショット・動画

公開キー

プチコン3号用の公開キーです。トップメニューの「作品公開とダウンロード」から公開キーを入力すると、作品をダウンロードすることができます。

• V1.2（現行バージョン）

今回は、都合により別のプログラム Toukou/箏曲「六段」 のプロジェクトに同梱して配布します。

旧バージョン L3EXV334 (V1.0) はそのうち公開終了にする予定です。

プログラムの更新履歴

• V1.2
  • 臨時記号の付いた音階が正常に扱えない不具合を修正しました。
  • タイ・スラーとポルタメントが扱えない不具合を修正しました。
  • 文字列配列自体の直接代入を使わないように修正しました。 SmileBASIC 3.0.2 ではメモリリークが発生するためです。 そのため、以下の命令に変更があります。オンラインヘルプも併せて修正しました。
    • CHO_CONVERT_TO_NOTES() : 関数で文字列配列を返す形式から、引数の参照渡しで文字列配列に値を代入する文（ステートメント）に変更しました。
    • CHO_RENEW$() : 使用できないように削除しました。

• V1.0
  1. 初期バージョン

CHECKER FLAG (ひとことコメント)

この作品に対するコメントがあれば一言どうぞ。(作品に直接関係ない質問や雑談は掲示板へ)

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