現在配信中の『プチコン』シリーズ3(4)作目です。ニンテンドー3DS 上で「BASIC」という言語でプログラムを入力して、動かすことができます。
頑張ればちょっとしたゲームなどを作れますし、数文字の「公開キー」を入力するだけで、他の人の作品をダウンロードして楽しむこともできます。
立体視や傾きセンサー、マイクなどにも対応しています。
詳しくは公式サイトをごらんください。
プチコン3号が配信されても、ニンテンドーDSiウェアの旧作『プチコンmkII』は引き続き購入することができます。
ニンテンドー3DSの「ニンテンドーeショップ」にてダウンロード販売中です。
500円(税込)です。因みにWii U版であるBIGは1000円(税込)です。ニンテンドープリペイドカード的にちょうど良い金額になりました。
はい、動きます。
ただし、プチコン3号は New ニンテンドー3DS の対応ソフトです。New で動作した場合、プログラムの動作速度が約3倍高速になるので、New 持ちの人が作ったプログラムは処理落ちするかもしれません。
プチコン3号は3DSのダウンロードソフトなので無理です。
また、DSiショップが2017年3月に終了したため、旧作の『プチコンmkII』を含め、ダウンロードソフトを新たに買うことはできません。
無理じゃ。
はい、できるようになりました。背景やスプライト、テキストの1文字ずつといった平面的な絵1枚ずつの単位で、奥行きを変更することができます。
表現としては、3Dクラシックス シリーズのようなファミコンソフトの立体化に近い表現となります。ポリゴンは扱えないので、1つの要素で傾き (上から下に向かって手前に見えるなど) を表現することはさすがにできません。とはいえ、スプライトは512枚使えて大きさや回転・拡縮も自由自在なので、奥行きをちょっとずつ変えた複数のスプライトを使ってうまく表現するなどの工夫をすると可能性は結構広がります。
プチコン3号が対応していないため、自力での実装となり、力量がいる。特に立体視対応を目指すなら、裏技的な実装が不可欠。
BASIC とはいえども立派なプログラミング言語の一種です。プログラミング言語の中では比較的簡単な部類ですが、一応簡単な (本当に簡単な) BASIC が大学センター試験の数学の問題として毎年出題されているほどのものです。『メイドイン俺』や『RPG ツクール』みたいに、そうそう簡単に覚えたり作ったりはできません。
が、プログラムの作り方を教えているサイトなどで段階を踏んで覚えていけば、最後には誰でも自由なゲーム・ツールのプログラムが書けるようになるでしょう。
2011 年の初代プチコン発売直後からすでに作品がぽつぽつ公開されていたのは、初期のプチコン購入者の大半が腕に覚えがあるおっさんだったからです。今時のパソコンで言うと、HSP 程度の難易度ではないかと思われます。
無理です。そもそも仕様が結構違うので、引き継げたところでどうしようもなさそうです。
プチコン3号は、ハードウェアの変更に伴い仕様も一新されていますので、互換性はありません。つまり、 mkII 用のプログラムを3号に手入力したとしても、よっぽど簡単なプログラムでない限り、基本的に動かないということです。
むしろ強化された機能のほうが圧倒的に多いのですが、3DS に変わったことにより無くなってしまった機能も少しだけあります。
話者や抑揚の設定などができなくなり、男声で単純にしゃべるだけとなりました。声色はいかにも合成音声然としたものから、若干肉声に近い感じになりました。また、記号やアルファベットなどはそのまま読み上げられるようになりました。
この変更は、日本語合成エンジンが、「トモダチコレクション」「しゃべる! DSお料理ナビ」などでも使われている シャープの「スピークパル(コンパクト版)」 から、Galatea Talk というオープンソースのシンプルなエンジンになったことが理由と思われます。
それでも、歌ってる風にすることはできます。
任天堂から「本体だけでデータを交換できる機能」に待ったがかかったそうで、なくなってしまいました。任天堂さん、そこをなんとかお願いしますよ! かわりにネット経由で作品を交換できるようになりました。
これも「本体だけでデータを交換できる機能」なので、なくなりました。任天堂さん、そこをなんとか(ry なお、3号での新機能であるローカル通信対戦機能は文字列も送れるので、自力で何か転送できそうです。
このあたりで作品キーのやり取りが行われています。
全く何をしていいかさっぱりの場合は、まずは公式サイトのプチコン3号を初めからを読んでみてください。
とりあえず、トップメニューの「作品を見る」から、「SYS」の中にあるサンプルプログラムを起動してみてください。プチコンでどんなことができるのかを、作品を通じて知ることができます。
昔の人は、他の人が作ったプログラムを打ち込んで参考にしたり、そのプログラムやサンプルを魔改造して遊んだりして BASIC をマスターしていったので、BASIC を覚えるには先人と同じ道をたどると良いかもしれません。
プチコン3号では「公開キー」を入力するだけでほかの人の作品を簡単にダウンロードできるので、Petitverse プチコンコミュニティや、Twitter のハッシュタグ sbkey、プチコン3号作品データベース (Google Docs)、投稿プログラムコーナー、プチコン作品リンク集あたりをあさってみてはどうでしょうか。
何か完成させたい気持ちが先走るとたいてい挫折するので、プチコン3号から入ったばかりの方も、焦らずあきらめないでじっくり BASIC 言語をマスターしましょう。もしくは、ひたすらいろいろな作品をダウンロードして遊ぶだけというのも、プチコンのひとつの楽しみ方です。
プチコン3号の簡易電子説明書にかんたんな入門記事が載っています。あまり濃くないですが、ちょっとは参考になるかもしれません。また、初心者講座ページもあります。しかし、現状では更新が止まっており、まだ「プログラムを組む前の使い方」しか載っていません。
そこで、前作『プチコンmkII』の頃の内容ですが、プチコンmkII を気軽に遊ぼう! と プチコンmkII 初心者講座 という初心者コーナーのページがありますので、読んでみてください。プチコン3号とは仕様が違う点もありますが、BASIC の基礎を丁寧に教えてくれます。
改造したり、新たに作成したりしたプログラムは、ダイレクトモードで以下のように打ち込むとセーブとロードができます。使える名前はアルファベットと数字のみで、最大 16 文字です。
- SAVE ”すきな なまえ”
- LOAD ”すきな なまえ”
作成中のプログラムを保存しないでうっかり LOAD してしまうと消えてしまいます。こまめに SAVE 命令で保存しましょう。
また、バージョン 3.2 からは、L か R ボタンを押しっぱなしにすると、下画面の上部に「SAVE」「LOAD」ボタンが表示されます。これをタッチすることでも、セーブとロードが簡単にできます。また、現在編集中のファイル名の確認もL(R)を押しっぱなしにすることで可能です。
ダイレクトモードから NEW 命令を実行してみてください。プログラムが消去され、まっさらになります。保存されていないプログラムを消してしまわないように注意しましょう。
- [TEST]OK
ただの「OK」ではなく、たとえば上記のような表示になっている場合、「TEST」というプロジェクト (複数個のプログラムや絵のデータをまとめて整理できる入れ物) が作成され、「作業中のプロジェクト」がそれに設定されています。これはトップメニューの「プロジェクトとファイルの管理」から変更できます。また、PROJECT 命令でも作業中のプロジェクトを変更できます。
プチコン3号では、プログラムを上書き保存するときに、自動的にバックアップファイルが作成されるようになりました。間違えて上書き保存してしまった! というときは、このファイルから上書き寸前の内容を取り出すことができます。
戻り値ありの場合は以下のような定義と呼び出しになりますが、
- DEF KANSUU(A,B)
- PRINT A+B
- RETURN A+B ’ もどりちを かえす ひつようが ある
- END
- MODORICHI=KANSUU(1,2)
戻り値がいらない場合は、引数の括弧をなくすと、戻り値やそれの受け取りが不要になります。
- DEF KANSUU A,B
- PRINT A+B
- END
- KANSUU 1,2
プチコン3号の CLEAR 命令はダイレクトモードでしか実行できません。かわりに、実行のたびにすべての変数がクリアされるようになりました。
プチコン3号では、保存したプログラムやグラフィックはSDカードに保存されます。SDカードの空き容量がそのまま保存領域になるので、10GB 空いているSDカードなら、空き領域は 10GB (約「1000000 kbytes」) と表示されます。実質無制限と考えて良いようです。なお、空き領域は FILES 命令で確認できます。
ただし、ファイルサイズではなくファイルの数に上限があります。参考:Mame/Koneta#limit
最初から入っているグラフィックは、プチコンを再起動するか、ACLS 命令で簡単に元通りになります。書き換えたグラフィックで初期状態を上書きすることはできないので、最初から入っているグラフィックのバックアップはとらなくても大丈夫です。
また、SYS プロジェクトの中には初期状態のグラフィックのファイルが入っています。これをロードすることでも、元に戻すことができます。
- LOAD ”GRP4:SYS/DEFSP.GRP”
- LOAD ”GRP5:SYS/DEFBG.GRP”
- LOAD ”GRPF:SYS/DEFFONT.GRP”
あります。アルバムの画像全てと、投稿(テキスト、画像、手書き投稿の全て)を残すことができます。 ただし、Webからやる必要があります。
ここ( https://miiverse.nintendo.net/settings/download_request )から、[投稿履歴をリクエストする]というボタンを押すとできます。(当然、NNIDは必須です)
しかし、それ以外にも"ニンテンドーアカウント"というものが必要になるので、ない人は作って連携しておきましょう。 無事に作ることができたら、早速ダウンロードしておきましょう。いつメールで送られてくるのかわからないので。(最悪数週間と書いてあるので早めに!!)
で、メールで送られてきますが!zipファイルなので展開する必要があります。(展開の仕方ならググればわかりますので割愛)
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