プチコン3号＆BIGまとめWiki

サブルーチンのハナシはもう終わったんじゃねェのか？　ヨウするに「行って帰ってくる小さなプログラムのブロック」がサブルーチンなんだろ？

そこまでは合ってるよ。これからおぼえるＧＯＳＵＢ命令は、それをもっとラクにするための命令だね。

たしかサブルーチンは、こういうものだったよね。

これだとホントにサブルーチンにするイミのない、グルグル回るだけのプログラムだけど……。

うん、でもおさらいとしてはこれでいいんじゃないかな。４行目でサブルーチン＠ＳＵＢに行って、11行目でメインループの中の＠ＭＡＩＮ２に帰るんだね。

コレをカンタンにするのがＧＯＳＵＢ命令だってのか？　スデにかなりカンタンな気もするが……

まあ見てみようよ。ＧＯＳＵＢ命令を使うと、こういうプログラムになるね。

４行目でＧＯＳＵＢ命令を使っているのがわかるね。

それだけじゃねェぞ、５行目にあったラベルが消えてんじゃねェか！　これじゃサブルーチンから戻ってこれなく……アレ？

サブルーチンの最後が、ＧＯＴＯ命令じゃなくＲＥＴＵＲＮになっているね。

ＧＯＳＵＢ命令は、ＲＥＴＵＲＮ命令とセットで使うんだ。
プログラムを見ればだいたい分かるかな？　ＧＯＳＵＢのあとにＲＥＴＵＲＮがあると、ＧＯＳＵＢしたすぐアトまで自動で帰るんだね。

……リクツはワカッたぜ。あんがいカンタンなモンなんだな。

サブルーチンに行くたびにラベルを付けなくてよくなるのは、たしかにベンリかな。

しかしコレ……サブルーチンって、ホントにやらなきゃダメか？　ワザワザＧＯＴＯやＧＯＳＵＢで飛ばさなくても、メインループの中でやればいいコトじゃねェか？

いいトコロに気が付いたね。ジツはここまでで使ったサブルーチンは、たしかにサブルーチンの良さがちゃんと出てないんだな。
そこで、このプログラムを見てもらおうか。

ドコがポイントか、わかるかな？

サブルーチンに行く前に、変数Ａのナカミを変えているね。それにメインループの中から２回、同じサブルーチンに飛んでいるよ。

それからサブルーチンの中でも変数Ａを使ってるぜ！　つまり……サッパリわからねーな！

そ、そうなの？
まず同じサブルーチンでも、ＲＥＴＵＲＮで帰る行がちがうというのが１つ目のポイントかな。

同じＲＥＴＵＲＮなのに、４行目から飛んできたときは４行目に帰ってきて、６行目から飛んできたときは６行目に帰るんだね。ちゃんとしてるなあ。

タシカにそれと同じコトをＧＯＴＯでやるのはメンドクセェな……。アチコチから飛ぶんならＧＯＳＵＢを使えってコトか。

もう１つのポイントは、１コだけのサブルーチンでも、ＧＯＳＵＢする前の変数によってＰＲＩＮＴする字が変わるコトだね。

ＰＲＩＮＴにかぎらず、変数によってやることを変えられるんだね。

そういうコトだね。いろいろなプログラムを見てみるとわかるけど、決まった動きを、変数のナカミによって変えながらできるのがサブルーチンの良さだね。

つまりサブルーチンってのは、プログラムのどこから、どんなジョウタイでも、「オイこれやっとけ」って言えば空気を読みながらひととおりのシゴトをこなすってワケだな。

どうしたのワンパク君、よくわかってるじゃないか！

いや、リソウのパシリってこんなカンジじゃねえかって考えたら……

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