2014年11月24日投稿 / 2016年12月21日更新 / 投稿者 : ほしけん / タグ : 投稿プログラム ツール フォント BIG対応
プチコンのコンソール画面に表示する文字フォントを編集するツールです。(これはプチコン3号/BIG用です。プチコン4版はこちら)
フォントデータとして DATA 文を PRG3 スロットに生成します。最新バージョンでは、プチコンBIGの16✕16ドット文字の編集にも対応しました(プログラム冒頭部分の書き換えが必要です)。
フォントの作成に特化した「白黒モード」と、4096色使える「カラーモード」を文字それぞれに対して設定できます。
ひとつのフォントデータ内に、両方のモードを共存させることができます。
ダウンロードしたプロジェクトから FONTEDITOR という名前のプログラムを実行します。
プチコンBIGの16✕16ドット文字の編集をしたい場合は、プログラム冒頭部分の XON WIIU のコメントをはずし、18 行目 EDITSCALE% の数値を 2 に書き換えてください。
このプログラムは、作成したフォントデータをスロット3に書き込みます。ただし、プチフォントエディタをスロット3にロードして実行している場合は、スロット2に書き込みます。
編集した文字は白色、編集していなくてデータがない文字は灰色で表示されます。
サンプルデータとして、このツールで作成したフォントデータが多数入っています。フォントを作るのがめんどうな方はどうぞ使ってください。
なお、MISAKI.FNT、MISAKIMIN.FNT は 美咲ゴシック・美咲明朝 のひらがな・カタカナ・英字・記号です。
FONTSAMPLE というプログラムをご覧ください。
プチコン BIG 用に 16x16 ドットフォントの読み込み機能を追加した FONTSAMPLE_BIG もあります。8x8 のデータを 16x16 に拡大して適用する機能もあります (少し処理が遅いです)。
50~182行目の「このままつかえるフォントライブラリ」の部分を他のプログラム内にコピーペーストすると、白黒モードで作成したフォントデータを設定する「SETFONT」というオリジナル命令が使えるようになります。使い方は FONTDEF 命令と同じですが、1ビットの白黒データなので渡すデータは16文字で済みます。
- ’ ビックリマークのもじパターンをせってい
- SETFONT &H21,”B838383030003000”
プチフォントエディタで作成したフォントデータは、プチフォントエディタを終了した直後のPRG3スロット (トップメニューに戻るボタンの左にある「3」番ボタン) に、DATA文の形式で並んでいます。セーブしたフォントデータも同じ形式です。これも自分のプログラム内の末尾にコピーします。
1文字文のデータは文字コードと、パターンデータの文字列です。パターンデータは、白黒モードなら16文字、カラーモードだとFONTDEF命令にそのまま使える256文字になります。
データの開始位置をハッキリさせるため、最初に「@FONTDATA」のようなラベルを追加します。また、データの終わりをハッキリさせるため、最後の行に「DATA -1,""」と追加しておきます。
- ’ ラベルは じぶんでついか
- @FONTDATA
- ’ フォントデータは コピペ
- DATA &H0021,”B838383030003000”
- DATA &H0022,”36366C0000000000”
- :
- ’ これは じぶんでついか
- DATA −1,””
そして、サンプル71~111行目を参考に(そのまま自分のプログラムにコピペでもOK)、DATA文を1文字分のデータずつREADしてフォントデータをセットします。データが256文字だとカラーモードのパターンなので、FONTDEF命令でデータをセットします。それ以外は白黒モードと見なして、SETFONT命令でデータをセットします。
- GOSUB @FONTINIT:END
- @FONTINIT
- RESTORE @FONTDATA
- WHILE 1
- READ CHRCODE%,PAT$
- ’ CHRCODE%がマイナスだと しゅうりょう
- IF CHRCODE%<0 THEN RETURN
- IF LEN(PAT$)==256 THEN
- ’ 256もじだから カラーモード
- FONTDEF CHRCODE%,PAT$
- ELSE
- ’ たぶん16もじなので しろくろモード
- SETFONT CHRCODE%,PAT$
- ENDIF
- WEND
- RETURN
ここまでやれば、初期化のタイミングで「GOSUB @FONTINIT」とすることで、フォントが初期化されます。
また、サンプルの97行目(SETFONTPAT 命令の中身)で、コメントを付けたり外したりすると、白黒モードで作成したフォントに、グラデーションや影を付けて、見栄えを良くすることができます。サンプルでは、すでにグラデーションも影も有効になっています。
99~105行目の VAR FONTGRAD%= のうち、ひとつだけコメントを外すと、外したものに応じて見栄えが変わります。また、110~112行目をコメントアウトすると、影が付かなくなります。
プチフォントエディタは、フォントデータっぽいDATA文を探し出して書き換えるので、フォントサンプルブログラムをそのままプチフォントエディタに読ませてパターンを編集することもできます。同じような形式でフォントデータを組み込んだ他のプログラムも編集できますが、よく似たDATA文があると誤って書き換えるかもしれないのでそこはご注意ください。
プチコン3号用の公開キーです。トップメニューの「作品公開とダウンロード」から公開キーを入力すると、作品をダウンロードすることができます。
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