スプライト定義(SPDEF)を視覚的に行えるツール・プログラムです。
この「かんたん!スプライト・ディレクター」(以下「本プログラム」)での作業の流れを大まかに言えば、
「エディトモードでスプライトを選択・設定して登録し、リストモードで登録内容の順番や要不用を決め、SPDEFとして書き出す」
となります。
制作は旧3DS LLで行いました。
2018年11月13日投稿 / 投稿者 : まげ / タグ : 投稿プログラム 実用 ツール スプライト SPDEF まげ
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本プログラムは、スロット0にロードして使う上で、スロット1とスロット2も使用します。
各スロットの未保存データの有無を確かめてから、ご使用ください。
ちなみに、SPDEFとして書き出す場所は、スロット1です。
.START | これを実行することで、本プログラムを起動させることができます。 |
SP_PUCHIKO | スプライト用画像のサンプルです。オリジナルキャラ「プチコ」関連の画像です。 |
KSDWORK.KSD | 作業データのサンプルです。上書きしても本プログラムの動作には差し支えません。 |
KSD_SAMPLE | SPDEFとして書き出す際に追加される、スプライト表示プログラムの元データです。 |
MG_SPDIR | 本プログラム本体です。これを直接実行しても問題ありません。 |
MG_SPDIR_LG | タイトル画像データです。 |
起動時のみ表示される画面です。何かボタン(ABXYLR及び十字ボタン)を押すと、エディトモードに移動します。
スプライトの定義内容を視覚的に設定するモードです。
操作 | 内容 | 詳細 |
Yボタン | エディトメニュー | エディトメニューを表示します。 |
スライドパッド | 位置 | スプライト用画像の中の、スプライトとして使いたい画像の左上の座標を指定します。下画面をフリックすることでも、同じく位置を指定できます。 |
十字ボタン | 大きさ | スプライトの大きさ(ドット数)を指定します。 |
Aボタンを押したまま十字ボタン | 原点 | 原点を指定します。この原点を中心にスプライトが配置されたり、回転したりします。※本プログラム中でのアニメ動作は、指定された原点には準じていません。 |
Lボタン | 角度 | スプライトの角度を指定します。90度単位でループします。 |
Rボタン | 反転 | タテやヨコへの反転の指定をします。順番はヨコ反転→タテ反転→タテヨコ反転→…のループです。 |
Bボタン | 移動数 | 位置や大きさの変更の際の、移動するドット数を指定します。16→8→4→2→1→32…のループです。 |
Xボタン | リストに登録 | 現状のスプライト内容を、リストに新規登録します。最大で256個を登録できます。後述する「再エディト」で作業した場合は、上書きになります(再登録)。 |
リストモードへ移動 | リストモードへ移動します。リストに何も登録されていない場合は選択できません。また、「再エディト」からエディトモードへ移動し、このメニューでリストモードに戻ると、変更した内容が反映されません。反映させるには、Xボタンで「リストに再登録」してください。 |
おわる | 本プログラムを終了します。 |
バックカラー変更 | 背景色を黒→グレー→黒…とループで変更します。 |
設定リセット | 位置や大きさなどを起動時の設定に戻します。※位置0,0、大きさ16×16、原点8,8、角度0度、反転なし、移動数16ドット |
スプライトをロード | 使用するスプライト用画像を読み込みます。あらかじめ、使いたいスプライト用画像を、本プログラムと同じプロジェクトフォルダに入れておいてください。なお、画像じゃないデータを選ぶとエラーになって停止します。 |
作業データをロード | リストの内容を保存した「作業データ」を読み込みます。なお、リストの内容の保存は、リストモードでのメニューで行ないます(「作業データをセーブ」を参照) |
定義して登録したスプライトの順番変更や削除などの管理を行うモードです。
操作 | 内容 | 詳細 |
Yボタン | リストメニュー | リストメニューを表示します。 |
スライドパッドor十字ボタン | 選択 | リスト内の選択枠(赤いBOX)を移動します。下画面をタッチすることでも、同じくリスト内の項目を選択できます。 |
Aボタンを押したまま十字ボタン | 移動 | 選択されたスプライトの順番を変更できます。移動先より後列のスプライトは自動的に順送りで詰められるため、スプライトNo.も変更となります。(次の「削除」でも同様です) |
Bボタン | 削除 | 選択されたスプライトをリストから削除します。 |
Xボタン | 再エディト | 選択されたスプライトの定義内容を変更するために、エディトモードに移動します。 |
エディトモードへ移動 | エディトモードへ移動します。 |
SPDEF化 | リストの内容をSPDEF命令に変換し、BASICプログラムとしてスロット1に書き出します。 |
バックカラー変更 | エディトモードの同名メニュー項目と同じ動作です。 |
マーク設定/解除 | 設定すると、選択させたスプライトの左上に、黄色い星マークが付き、SPDEFとして書き出した際に、前の行にREM(’)を追加します。これにより、定義したスプライトの区分けがわかりやすくなります(ここからここまでが勇者、ここからは魔物…なんて感じで) |
作業データをロード | エディトモードの同名メニュー項目と同じ動作です。 |
作業データをセーブ | リストの内容を「作業データ」として書き出します。デフォルトのファイルネームは「KSDWORK.KSD」となっておりますが、文字数が13文字以内であること以外に決まりはありません。拡張子「.KSD」も不要です。 |
SPDEF情報の他に、スプライト内容をボタン操作で確認できるプログラムも併せて書き出すので、本プログラム終了後に、「RUN 1」と実行すれば、視覚的に内容を確認できます。
自作プログラムにコピー&ペーストする際は、この確認プログラム部分は不要です(ちなみに本プログラムを使用したこと、および私・まげの名の表記も不要です)。
本プログラムの55〜59行の中から、使いたいナニカ1つの先頭のREM(’)を消して実行することで、購入しているDLCなら設定できるようになります。
ただし「スプライトをロード」を実行すると、別のスプライトに変更されるのでご注意を。
これによって生成されたSPDEFを使う際は、公式ガイドラインに従ってください。
…本当は標準でDLC対応にしたかったのですが、扱いがデリケートだったので、あきらめました。
以前に公開した「かんたん!スプライト・セッター」の上位バージョンという位置づけです。
なのでちょっと「かんたん!」ではないのですが(^^;)、より実用的なツールになったと思います。
最後に戯れ言ではありませんが、作成するキッカケとなった投稿やコメントをプチバースでしてくださった、ホラムーンさんと、はるさんに、感謝です♪(コメント当時のお名前です)
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2018年11月13日…初版(v1.2)公開
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