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投稿プログラム : MML Carrier

パンくずリスト

2019年5月26日投稿 / 2019年6月23日更新 / 投稿者 : イスターリャ / タグ : 投稿プログラム ツール MML

概要

MML Carrierは作曲者でも利用者でも簡単に使えるMMLプレイヤーです。
他のMMLプレイヤーとは違い、本ツールはMMLを素材として扱うことにコンセプトを置いています。

作曲者側は、作成したMMLを「MCD (MML Carrier Data)」という形式でまとめます。これは制作者名、曲のタイトル、説明、そしてMMLを列挙しただけのシンプルな形式です。(具体的には後述します)
作曲者はMMLを他のクリエイターに提供するだけでなく、説明文に書くことで以下のようなものをアピールできます:

  • 曲のイメージ
  • 作曲した際に工夫した点
  • 曲がループに対応しているか否か
  • 利用するにあたって制作者名を作品内に書いてほしい、等のお願い

一方、利用者側はそのMCDファイルをMML Carrierのプロジェクト内にダウンロードするだけで、本ツール上からMMLを再生し、作者からの説明を読むことができます。
MCDファイルはプロジェクト内にいくつあっても大丈夫です。(あまりに多いと読み込みが遅くなるかもしれませんが)
色々なMMLを聞いて気に入ったものがあれば、ワンボタンでそのMMLをコピーして自作品に持って行くことができます

使い方

一通りMMLプレイヤーとして必要な機能を揃えています。
プレイリスト機能や連続再生などはMML「素材」を扱う上で必要ないと判断したため、現在はありません。
ツール上の操作は画面右上に常時表示されているので、この項ではMCD形式について触れることにします。

MCD形式は前項で触れたとおり、制作者名、曲のタイトル、説明、MMLをDATA文で列挙する形式です。ファイル名は末尾が「.MCD」である必要があります。
まず先頭に制作者名を書き、その後にタイトル、説明、MMLの列挙を行います。各曲の最後のデータは0としてください。
説明文は表示エリアに合わせて自動で改行されます。文中に"/n"を入れることにより、任意位置での改行も可能です。
MMLは複数行にわたっても構いません。(ただし利用者がコピーするときは1つの文字列に結合されます)
曲データを書き終わったら、最後に-1を加えて終了です。

共通の説明文がMCDファイル内に存在する場合、設定した説明文がファイルに含まれる全てのMMLの説明文の後ろに付加されます。
MML素材の利用条件など、曲によって変わらない文章を説明として表示したい際にご利用ください。

WAVSETについては、ラベル@WAVの後にWAVSETの7つの引数7つを列挙してください。最後にDATA 0を置けば終了です。なおWAVSETAには対応していません。

GPKによる背景表示は本ツール付属のツールTOOL_GRP2GPKをご利用ください。320x180の解像度の画像を背景としてMCDファイルに同梱できます。

  1. @MCD
  2. DATA ”制作者名”
  3. ’曲データ
  4. DATA ”タイトルA”, ”説明A”, ”MML A”, 0
  5. DATA ”タイトルB”
  6. DATA ”説明B”
  7. DATA ”MML B (1)”
  8. DATA ”MML B (2)”
  9. DATA ”MML B (3)”, 0
  10. ’終了
  11. DATA −1
  12. @COM
  13. DATA”共通の説明文”

この説明はプロジェクトに同梱されているSAMPLE.MCDにも書かれています。SAMPLE.MCDを改変するのが最も簡単かもしれません。
なお、SAMPLE.MCDを作成するにあたり、XelticaのMMLコレクションジプッチャさんのMMLを利用、再配布しました。素晴らしいMMLをありがとうございました。

更新履歴

Ver.変更点
01初版公開
02ボリューム機能の追加、0~7の8段階の音量調整が可能に
03制作者名がずれるバグを修正
タイトルバーにバージョンを表示するように変更
Aboutの文章を追加
MCD形式に共通の説明文を付加する機能を追加
04ファイルごとに背景画像を設定できる機能を追加
WAVSET用データに対応
05キーボード操作に対応
3号版のMCDファイルの改行を反映できていなかった問題を修正
06NaさんのプチコンmkII at 3号/BIG/4で使用されているMMLTO4$関数を使わせていただき、3号互換のMCDファイルのMMLを自動的に変換するように変更
07NaさんのExtendedMMLと、高原のなさんのNMPACKSに対応

公開キー

プチコン4用の公開キーです。トップメニューの「作品を見る」から公開キーを入力すると、作品をダウンロードできます。
なおバージョンアップは同じ公開キーのまま差し替えによって行います。プロジェクト名は変わらないので、ダウンロード時に上書きを選択すると簡単にアップデートできます。

MML_CARRIER (Ver.07)
4JE3JEQD

他作者様による作品

+  なぜかTweetが長くなってしまうので折りたたんでいます

CHECKER FLAG (ひとことコメント)

この作品に対するコメントがあれば一言どうぞ。(作品に直接関係ない質問や雑談は掲示板へ)
作成したMCDファイルの公開キーを晒すのはこちらでも構いませんが、私や他の利用者がここをマメにチェックしているとは限らないので、Petitverseでの公開をおすすめします。

  • takumi : Data文の使い方(僕はこれに対応したBgmプレーヤー作りたいので)教えて下さい。 (2019/06/12 (水) 17:39:02)
  • イスターリャ(投稿者) : @takumiさん ありがとうございます。基本的な使い方は説明およびプロジェクトに含まれるSMPLE.MCDを見れば分かるようになっています。 (2019/06/13 (木) 20:38:51)
  • イスターリャ(投稿者) : プチコンでのDATA分そのものの扱い方は、RESTORE命令でどのDATA分を読みたいのかを指定し、READ命令で上から順に読み込むという流れです。MCD形式とREAD命令の仕様上、特定の曲を狙って読み出すには、そこまでのデータを捨てる処理が必要になります。 (2019/06/13 (木) 20:43:28)

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