プチコンまとめWiki (初代/mkII)

2013年5月1日
バグ修正版。VER1.10
QRコードを差し替えました。
2013年4月30日
制作者メモ…コンソールでも、爆発を演出
2013年4月26日
制作者メモ…コンソールを使った演出
2013年4月24日
制作者メモ…敵行動ルーチン
制作者メモ…探索マップについて
制作者メモ…ホーム画面について
2013年4月22日
制作者メモ…MEM利用
制作者メモ…ターン制ルーチン
2013年4月21日
制作者メモ
計算式など
2013年4月20日
敵が重なってしまうバグを発見。修正。
いきなりで、申し訳ありませんでした。

敵とアイテムが重なったときに、アイテムが優先されることがある。

sleepのバッドステータス時、動けることがある

ホームに戻っても、バッドステータスが治らない

クリア想定パラメータ

LV30以上、攻撃、防御共に15程度を想定してあります。
このパラメータをラスボスにあてはめると、
ボスへのダメージ60程度
ボスからの被ダメージ15程度
になりますが、何より重要なのは命中率です。
レベル差によって殴りあいが不利になるので、
最低LV30は欲しいところです。

特殊な効果のある装備品

ホーム画面の、『はなしをきく』でときどき情報がでますが、
特殊な効果のある装備品が存在します。
コブラの皮…POISONを無効化します。
銀メッキ……VIRUSを無効化します。
ミントグラス…SLEEPを無効化します。
サングラス……DARKを無効化します。
風の盾…………攻撃が外れなくなります。

ダメージ計算式

攻撃力=（力+武器攻撃力+レベル）x２
守備力=守備+防具+レベル
レベル差補正=（自レベルー敵レベル）x20%
ダメージのばらつき=80+(RND(41)+1)
[基礎ダメージから-20…+20]
実ダメージ=（攻撃力-守備力）xレベル差補正xダメージばらつき

命中率計算式

基礎命中率　80
レベル差補正=(自レベル-敵レベル)x5
命中率=基礎命中率+レベル差補正

経験値計算式

基礎経験値　敵ごとに設定
レベル差補正=（自レベル-敵レベル）x33%

計算式について

ダメージ計算式については、狙ったわけではなかったのですが、
あとで検索したところ、某国民的RPGと、ほぼ同じでした。
ただ、この作品は、LVによるHPの上昇がないので、
少し強めのレベル差補正をかけて、ﾊﾞﾗﾝｽをとっています。

ヒットポイントについて

最大値100固定は、もともと「HP1ゆうしゃ」を継続して、
HPO.87とか表示させようかな、と思っていた名残ですが、
いざやると
"アスキーは0.08のダメージをうけた"
非常に見づらかったので、やめました。

MEM FILEに保存しているデータ

1…倉庫データ
　　アイテム40個分のアイテム管理番号
　　アイテム40個分のアイテムレベル
2…装備品データ
　　武器防具のアイテム管理番号
　　武器防具のアイテムレベル
3…持ち物データ
　　持ち物15個分のアイテム管理番号
　　持ち物15個分のアイテムレベル
4…所持金データ
　　MAX5桁の所持金を、16進数変換
　　5桁で保存
5…ゲーム進行度
　　最大到達フロア
　　達成依頼数

以上、合計121文字で保存。

保存形式

アイテム類は管理番号を、CHR$で一文字に置き換えて、
MEM$にSUBST$で書き込んでいます。
アイテムレベルは16進数変換（HEX$）で、一文字にしています。

展開方法（LOAD）

1…文字変換保存したもの
　　MID$で、文字変数を抜き出し、
　　ASCで数字に変換。必要変数に代入していきます。
2…16進数変換したもの
　　同様、MID$で抜き出し、
　　VALで、10進数変換します。
　　このとき、16進数文字の頭に、16進数であることを示す、
　　&Hを付けなければいけません。
3…アイテムのパラメータ呼び出し
　　アイテムのパラメータは、DATA文で列記してあります。
　　管理番号と同じアイテムのパラメータを読み込むルーチンを組みます。
　　具体的には
　　アイテムデータを、頭からREADしていき、
　　読み込んだ管理番号==アイテムデータ管理番号
　　のとき、そのアイテムデータを読み込むという形です。

ターン変数を用意

変数を用意し、その変数をTRUE,FALSE(1,0)を切り替えて
行動させてます。
たとえば、変数Sをこれにわりあてたとすると、 自ターン時のサブルーチンすべてに、IF S==TRUE
敵ターン時のサブルーチンすべてに、IF S==FALSE
自ターン終了時に、S=FALSE。敵ターン終了時にS=TRUE
をいれて、高速で行き来させています。

一定ターン毎にルーチンをはさむ

今作でいうと、
1…一定ターン毎に敵が出現
2…一定ターン毎にHP回復、ST減少
などがあります。
これは、敵ターン終了時に、TURN数をカウントし続け、
その値を利用しています。
具体的には、
敵ターンのルーチン最後に、

自ターン開始時に、

とすれば、10ターン毎にHPが、1回復（ただし、MAXHPを超えない）
と、なります。

敵行動のパターン

1…攻撃
2…追跡
3…索敵
4…自由移動
の4パターンあり、敵と自キャラとの距離で、
そのときの行動を決定しています。
距離は、絶対値を利用して、
距離=ABS(自キャラX座標-敵キャラX座標)+ABS(自キャラY座標-敵キャラY座標)
としています。

１…攻撃
　距離==1の時（一部２も設定）に選択させます。
　敵パラメータから、計算式に基づいて、命中判定、ダメージ判定を行います。
２…追跡 　距離==２の時選択させます。
　X方向かY方向いづれか、障害物のなく、かつ、自キャラに近づくよう設定しました。
　具体的には、移動方向を符号取得で出し、
　X.Yが同期している場合と、斜めにいる場合で移動選択させてます。
　なお、障害物に阻まれる場合、自由行動を選択させてます。
3…索敵
　悩んだ結果、距離<５で、選択させてます。
　といっても、障害物にはばまれて、自由行動に再選択されることが
　ほとんどです。
　移動方向を符号取得（SGN）で出し、
　Xか、Y方向どちらか、障害物のない方向に移動させます。
4…自由行動 　最初は、RND(4)で、毎ターン移動方向を決めさせていたのですが、
　ぴくぴく動くだけで、驚異にまったくならない動きだったので、
　移動方向を決めたら、障害物にぶち当たるまで突き進む。
　ぶちあたったら、今移動していた向き以外で、新しい移動方向を選ぶ。
　という、二つの条件をいれました。
　また、それだけでは意外性のない動きだったので、
　一定確率で、壁にぶち当たったことにする、ことで、
　今のような自由移動になりました。

特殊な行動パターン

1…2射程攻撃
　攻撃条件の距離を一部敵キャラのみ、条件式で2にしてます。
　SPや、BGを使うとすると、攻撃演出に頭をなやまされそうですが、
　コンソールのみなので、これだけで対応してます。
2…2回行動
　一番最初から組み込む予定の特殊行動だったため、
　最初からDATA分にパラメータをいれてありました。
　ルーチン的には、敵行動の最初から最後までを、FOR…NEXTでくくっただけです。
3…バッドステータス
　一番最後に設定したので、IF文だらけの力業になりました。
　計画的にするなら、上記同様、DATAに入れるのがいいと思います。
4…実装を見送った特殊行動
　　☆１・回復能力をもつ敵
　　☆２・ステータスを下げる敵
　　☆３・逃げ回る敵
　１は、ほぼ完成しきったときに思い付いたのですが、
　完全に独立した行動ルーチンが必要になり、3000行をオーバーするなぁと、思い
　見送りました。
　２は、バッドステータスと同じ方法で、力業ですが簡単に可能でした。
　しかし、クリア想定パラメータを見直す必要が発生しそうだったので、見送りました。
　３は、一階層すべて表示しているこの状態では無駄かな？と、思いました。
　逃げ回りの行動ルーチンも必要ですしね。

自動マップ生成

こちらの、迷路生成ルーチンを利用させていただきました。
また、生成後、小部屋を作るルーチンを用意し、今のようなマップになっています。
小部屋ルーチンは、ある、一点をランダムに選択させ
そこを中心にくりぬくようにして作ってます。

敵の配置について~

出現位置はランダムですが、敵の内容はフロア毎に決めてあります。
DATA文に、フロア番号と敵管理番号を列記し、
現フロア==フロア番号のとき、敵番号EN(0)…EN(7)を代入し、
敵出現ターンに、敵パラメータを呼び出しています。
なお、敵の存在はHPで管理しています。
たとえば、EN(4)の出現ターン時、EN(4)がすでにフロアにいる場合（EN(4)のHP>0）
続いて、EN(5)の出現を判定させています。

階段の配置について

ランダムで、壁のないところ、かつ、x、yともに奇数の位置に
配置しています。
と、いうのも、穴掘り法による迷路生成は、奇数から始めないといけないためです。
毎フロア、階段の座標から掘るので、このようにしています。

アイテムの配置について

アイテムのパラメータにドロップ率をいれて、それをもとにランダム選択させています。
RND(1000)<Drop　ならば、パラメータ呼び出しとなります。
また、最終判定のカミクズのdropを1000にして、（正確には、他に選択されなかった場合、カミクズを選択）
選択漏れを防いでいます。
なお、RND(1000)にしたのは、意外と1/100の選択率が高かったためです。

キャラクターデザイン

なんのプロットもなく、思い付きでやったため、
あんな感じになってしまいました。
名前の大半は、私の好きな北欧神話&ニーベルンゲン
LOCATE.PRINTでがしがしやったため、単色になってしまったのが、
残念すぎるポイントです。
最終目標は、某プチコン記事ですが
道はまだまだ険しそうです。

アルプリヒの依頼

専用ルーチンが、本当に偶然できあがり、今の形になりました。
別途DATA文に、依頼管理番号、必要アイテム管理番号、必要個数で
管理されてます。
アイテムチェックの方法は、
アイテム０番から、所持アイテム管理番号をチェックしていき、
必要アイテム管理番号==所持アイテム管理番号のとき、カウント変数C=C+1とし、
C>必要アイテム個数となったときに達成とします。
アイテムを、同じく頭から管理番号あわせで、アイテム欄から消します。

道具屋

所持品管理と同じく、ショップ管理番号列記のDATA文から、管理番号を代入し、
それに伴うアイテムパラメータを、アイテムDATAから、READしていきます。
今回は成長するお店ということで、
DATA,ショップレベル商品...
となってますが、
ショップ管理番号として、町１のショップ、町２のショップ、、、と、応用できます。

テキストスクロール

文字列を、下から上へ、一行毎に流す、
映画のエンディングのような演出です。
ような、となるのは、コンソールのため、
一行毎しかスクロールできないためです。
今作では、オープニングとエンディングに
利用しています。

1…配列文字変数を、必要な行数宣言します。
1行目から、20行目の間で行うならば、

2…スクロールに使う文字列を、DATA文で用意します。

3…スクロールの考え方
　　☆1…最終行にする配列文字変数に、文字列の１行目を代入します。
　　☆2…すべての文字列を表示します。
　　☆3…最終行以外の変数を、ひとつ下の変数と交換します(SWAP命令)
　　GOTO ☆1
なお、ソースコードにすると、こんな感じになります。

4…応用編
今回は、DATAの数を数えてのほうほうですが、
DATA "0"　を最後において、

として、行数気にせずに、文字列を用意することも
できます。

爆発演出

ウインド系スクロール使用時に小規模なもの、
ラスボス撃破時に、大規模なものを用意しました。
一定範囲内のXY軸を、RNDで取り、
そこに、×印を表示させ、しばらくWAITをとり、
同じ位置にスペース（" "）を入れて消すことを、
何度か繰り返しています。
なお、これをすると、マップが欠ける（ｺﾝｿｰﾙは1画面しかない）ため、
最後にマップや敵、配置物等を再描画させてます。
この速度は、さすがのプチコンさまさまです(笑)
マップデータは、毎フロア生成時に、一行毎に
文字配列変数に入力してあります。
これは、再描画サブルーチンを用意しておき、
このような演出の他、メニュー画面から戻るときなどで、
利用します。
なお、ラスボス撃破時にホワイトアウトさせますが、
あれも、コンソールのこだわりとして、
枠を塗りつぶした文字を画面一杯表示させてます。

ゆうしゃアスキー３　予告

今、製作しているものです。

スクリーンショット

探索画面	戦闘画面

探索は3D探索プログラムをコンソールで実現しました。
DATA文で描いた迷路を読み込みながら、３D迷路を描画します。
プログラムルーチン、素材はほぼ完成。
あとは、マップを描いて、イベントを配置するところです。
戦闘は、集団戦闘。こちらも、プログラム的にはほぼ完成しています。
バッドステータス６種類。敵の行動スキルを現在２１個用意しました。
なお、戦闘のテキストは、有名GBのRPGのスクロールを、
かなり再現できて、個人的に満足してます。

残っている作業

敵データ。アイテムデータ。シナリオ（ほぼ、なにもかんがえてない）
マップデータ。デバッグ。
アスキー2もそうでしたが、ここからが大変。
心が折れなければ、･･･